知財流通流動化事務局

知財流通流動化事務局
知財流通流動化事務局というものが、弁理士会内に設けられています。
【本記事とは関係ないですが、ご参考までに】
ライセンスが欲しいときは・・・~知財流通流動化事務局~(専門家Profile)
実は2回ほど利用したことがありますが、結論から言えば、全く何の役にも立たない可能性が高いと強く感じるようなj実質的に無意味な制度でした。
(一応擁護もしておきますが、複数件のライセンス成功実績があるそうです)
理由は簡単で、特許番号を伝えられて『ライセンスを受けます。キリッ』って言う会社があるわけないからです。
この制度の概要としては、
①弁理士がライセンス希望者の依頼を受けとる
②弁理士化の事務局に相手先の代理弁理士(当然探してくれない)の名前と、メアド(当然自分で探す)を連絡する
③事務局からライセンス希望者がいる旨が相手先の代理弁理士に伝わる(当然無視してもいい)
④放置(ただし、制度を利用した弁理士にはその後、アンケートが送られてくる)
です。
ちなみに、相手方に伝わる情報は、①利用者側の代理人弁理士の情報(名前、連絡先等)、②利用者(特許権者等の名前)、③希望相手先の名前(企業名等)、および④特許権番(複数可)です。
それでも、弁理士というは真面目なのか、③の段階で知財部などに連絡してくれましたので(僕なら無視するな)、この点では評価できます。
で、1社からは丁寧に辞退する旨の連絡が(とても好感が持てる対応ですね)、もう1社からは音沙汰がないです(当然ですね)。
せめて、弁理士のメアドぐらい調べて欲しいし、特許番号とライセンス希望を伝えただけで流動化がすすむと考えているなら、舐めすぎてると感じました。
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