奇跡の一致(「日本ブランド戦略」のキャッチフレーズ)

本日二回目のテーマになるが、
下らんことに気づいてしまった。
まず、皆さんは、
2月に「日本ブランド戦略」のキャッチフレーズが
募集されていたのをご存知だろうか?
「日本ブランド戦略のキャッチフレーズの募集について 」(首相官邸)
この募集例にはこう書いてある。
(例)「クリエイティブパワー・オブ・ジャパン」、「創造・発信は日本力〔引用ママ〕
そして先日発表されたキャッチフレーズがこちら
「日本ブランド戦略のキャッチフレーズの決定について」(首相官邸)
そう、「日本力」だ・・・
「日本力」!?
Σ(゚д゚;) ヌオォ!?
つまり、募集例の一部をそのままキャッチフレーズにしたというわけだ。
私はこう言いたい。
「募集する必要ないじゃん!」
「日本力」はそのままだし、
「パワー・オブ・ジャパン」だって、「日本力」みたいなもの・・・
┐(´∀`)┌ ヤレヤレ
すでに決まってたなら、そう言えばいいのにねぇ。
募集するのだって、ページ作成とか集計とか、
ただでできるわけじゃないんだから。
それとも、奇跡的に一致しただけなのか?
[補足]
通りすがりさんのご指摘でさらに追加事実です。
ありがとうございました。
コンテンツ・日本ブランド専門調査会(第9回)議事録によれば、
平成21年1月23日の調査会で、
某委員が以下の発言をしたという。
「思いつきですけれども、日本ブランドとかコンテンツとか、これ日本力ですよね。これをどういう言葉でばんとキャッチコピーとして見せるかというキーワードも一般募集してもいいかなと、先ほど表紙のデザインもそうですけれども、キーワードを募集することによって、よく大晦日から新年にかけて去年の漢字、今年の漢字ですか、一文字であらわすとみたいに結構応募する人ってあると思うんですよ。募集することによって興味を高めていただくということで日本力ということなんですけれども、そういうこともできないかなと思います。」〔引用ママ〕
さらに、別の某委員の研究室の卒業生が、
今回決定されたキャッチフレーズを応募したという。
「このキャッチフレーズは3名の方のアイデアを基に決定されました。
<(_ _)>
その中の一人が今年3月に私の研究室を卒業された方です。
o(^-^)o」〔引用ママ〕
間違いなく、奇跡的な偶然の一致ですね
┐(´∀`)┌ ヤレヤレ
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コメント

  1. 通りすがり より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ※不適切な場合は管理者様のほうで削除して下さい。
    ==========================
    ●http://ogose.air-nifty.com/blog/2009/04/_-b93f.html
    ●http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/contents_brand/dai9/gijiroku.html の記載
    ●●委員 冊子なんてつくったって見ませんよ。やっぱりその前に、その冊子の表紙、あるいは1行とか2行とか3行でも結構ですから、そこにキャッチが必要だと僕は思います。そのキャッチがあることによって、その後、すべて斜め読み、そのうち食い込んでいってなるほどというふうなところまで持っていくような、それこそこの冊子そのものがブランドだと私は思いますので、そこもちょっとお考えいただきたいと思います。
     先ほどの先生方のお話の中で、全く思いつきですが、例えば「良質な産業は日本力」とか、何かそういう、これはきっかけですが、そういうものを最初にどんと大きく持ってくるというふうなことがあった上に、例えば組織図にしろ、概念図にしろいろいろあって、それからそこに至るための総論的なものと、段階をつくっていって構築していくというふうなとらえ方にしていったときに、私はさっきのお話の中でもさせていただいたのは、経産省が文科省に乗り込むんだというぐらいの意気込みと同時に、そういう縦を横に持っていくとらえ方のためにしゃべっているだけであって、それがこの冊子もそういう影響力が、これは内閣府でやっている仕事ですから、すべての省庁に「なるほど」というふうにさせるようなインパクトが欲しいなという気はしております。
    ===========================
     出来レース感に溢れていますね
     一般の応募者は偉い先生が身内の功績つくるための出汁にされただけかもしれないですね
     これだけの茶番劇を演じさせたのだから日本ブランド戦略の成果は厳しく図って頂きたいものです

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