否定おじさんの呼吸-言い訳のわななき

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鬼滅ブームに敢えて乗っかり、自戒のために恥をかくという今回の投稿です。
正直、書こう書こうと思いながら恥ずかしくて勇気がでなかったため、土曜の夜に深酒しながらこっそり書いています。
なお、私による私のための投稿ですので、間違えてアクセスしてしまった方は回れ右して頂けると幸いです(お目汚し、誠に申し訳ございません)。
あと、誤字とか文脈のおかしさとかもあるので、こういうおじさんになりたくない人以外は、無駄な時間を費やさないようにお帰り頂ければと本当に思います。

さて、本題ですが、若かりし頃にあれだけ嫌悪していた否定おじさんに、とうとう私がなってしまいました。
今思えば、人は誰しも老いると否定おじさんになるのかもしれません。
なお、私の定義における否定おじさんは、
①欠点、又は成功しない理由を提示するのみであり、その解決策を提示しない
②所定の分野における経験年数が10年以上
③おじさん
です。
ただ、否定おじさんになってしまった私ですが、精神の安定のために、①だけは心の中に留めています。

否定おじさんになってしまった理由

最近、あらゆることを否定ばかりしているなと、薄々気づいていてはいました。
最初に気づいたのは何とかの鉄人の企画だったかな。
最近だと何とかオンラインとか、「あれ、K島先生に嫉妬しているのかな?」と思ったくらいです。
本当は違うというのは自分でも分かっていて、爆速の先生方とか、AI商標出願の先生方とか、スタートアップを得意とする先生方とか、年収1000万が普通の先生方とか、とにかく目立つもの全ての欠点とか、失敗する理由を考えている恥ずかしい自分がいました。

それで、あれだけ嫌いだった自分が、否定おじさんに色々と嫌なことを言われてきた自分が、何故否定おじさんになってしまったのかを、嫌々ながら考えました。
まず、最初に考えた理由は、羨ましさの反射という理由です。
つまり、あの人達が羨ましい一方で、それを真似できない自分を守るために(すっぱい葡萄理論)、否定おじさんになったのかなと、あの人達が失敗することで安堵したいのかなと。
でも、すぐにこの理由は否定しました。

なぜなら、あの人達のようになりたいとは思ってないし、失敗して欲しいとも思ってないからです。
仮に、未だに私が受験生で、成績優秀な初学者を見たら、自分もそうなりたいと思い、自分より先に合格しないで欲しいと思うかもしれません。
でも、爆速にも、商標弁理士にも、スタートアップ専門にも、なりたいとそれほど強くは思っていません。
(ここまで書いて、1000万弁理士にはなりたいと強く思ってしまっていたのに気付いたけれど・・・まぁこれはいいや)

そこで、否定おじさんになる前の原点に戻ってみて、何となく理由が分かりました。
挑戦しなくていい言い訳を考えていたんだなと。
あの輝いている人達でさえ失敗するかもしれない理由が微レ存だから、自分が挑戦したら、今までのようにそのうち失敗する。
だから、挑戦しなくてもいいんだと。
むしろ、挑戦して失敗しないなら成功だと。

昔は、失敗することなんて考えずに、やりたいことはすぐにやっていました。
そもそも、弁理士になったのも、やりたいことをやるためでした。
それが、Twitterの紹介文から「企画募集」「すぐやります」の文字を消したのいつだったのか。

クレームドラフティングコンテストも、独学の弁理士講座も、数年で魅力を失ってしまいました。
有志による検討会を開催した職務発明規程は、夢想していたよりも仕事にならなかったです。
外内業務が弁理士の生存戦略という予想も、リーマンショックで消し飛びました。
ただ与えられた仕事をするだけで安定が保証されることも、コロナショックで保証を無くしました。
数々の失敗を重ねてきたから、もう失敗しないように挑戦しなくなっていました。
やることは、誰かのアイディアに便乗するだけ。
これで、自分は幸せかな?

・・
・・・いいや、不幸せに決まっています。

否定おじさんを卒業する

というわけで、否定おじさんを卒業するために、そして自分の幸せのために、やりたいことに挑戦せねばなりません。
私が今やりたいことは、
①職務発明制度の創り方をまとめる
②小学生が特許を取るための教育法をまとめる
③動画を配信する(10年前に作ったチャンネルはあるけれど休眠状態です)
・・・多分、まだまだ出てきます。

いずれも、失敗して失うのは、時間だけです。
正直、残り時間が少ないおじさんにとって、時間を失うのは恐怖の対象で、だからこそ必死に言い訳を考えるのですが、これが何ともカッコ悪い。
だから、目下の人たちに教えを請い、目上の人達に説教され、ロスジェネの同志を募り、改めて原点に回帰する、それを私が活きる道にします(断言)。
というわけで、恥を掻き捨てる私の今後の活躍にご期待下さい(打ち切りフラグ)。

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