補正後の拒絶理由通知

補正後の拒絶理由通知に関する質問
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補正に応じる限り、拒絶の査定の前に拒絶理由通知は必ず2回はなされるのか? – わたし
2009/05/04 (Mon) 12:42:46
特許出願について、39条1項に違反しているという最初の拒絶理由通知を受け、補正によってもその拒絶理由が解消しなかった(相変わらず39条1項に違反している)場合は、拒絶理由通知を一度しか受けていないにもかかわらず、補正の却下(53条)もされずに、拒絶の査定となるのでしょうか?ただし、50条の2の通知はされていないものとします。
青本を読んでみてもよく解らないので、すみませんが、よろしくお願いします。
Re: 補正に応じる限り、拒絶の査定の前に拒絶理由通知は必ず2回はなされるのか? – 倭猿2009/05/04 (Mon) 21:49:21
 最初の拒絶理由通知はなされていますので、最後の拒絶理由通知がなされる要件を満たされない限り、拒絶査定がなされます。
 そうしなければ、特許がなされるまで何度も拒絶理由通知がなされることとなり、審査が遅延します。
 条文上は、50条で一度は拒絶理由通知の義務が特許庁にはあり、あとは49条で処理する(拒絶査定する)、と考えております。
 補正却下は、条文上最後の拒絶理由通知に対する補正のみを対象としていますので、最後の拒絶理由通知がなされる要件を満たされない限り、なされ得ません。
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