条文の分節②

条文の分節に関する質問②
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主体・客体・時期・手続き(要件)・効果のまとめ方について (その2) – たぬき
2009/05/11 (Mon) 09:12:17
たびたび申し訳ありません。主体・客体・時期・手続き(要件)・効果のまとめ方で、特に以下の場合は、パターン1と2のどちらが正しいでしょうか?
(実用新案法42条の場合)
パターン1
①主体:当事者又は参加人は、
②客体:確定審決に対し、
③時期:特になし
④手続き(要件):特になし
⑤効果:再審を請求することができる。
パターン2
①主体:当事者又は参加人は、
②客体:確定審決に対する再審を、
③時期:特になし
④手続き(要件):特になし
⑤効果:請求することができる。
どうかご教示の程、よろしくお願いいたします。
Re: 主体・客体・時期・手続き(要件)・効果のまとめ方について (その2) – 管理人
2009/05/11 (Mon) 12:14:16
たぬきさん
ご質問ありがとうございます。
しいて言うならば、パターン2ですが、いずれも正しくないと思います。
実42条の場合、私ならば以下のように分けます。
①主体:当事者又は参加人は、
②客体:確定審決に対する再審
を請求できる。
③時期:a.再審の理由を知つた日から30日以内 b.不責事由があるときは、その理由がなくなつた日から14日(在外者は2月)以内で、その期間の経過後6月以内(準特173条)。
④手続き:適式な請求書を特許庁長官に提出すること(準特174条)。
⑤効果:再審が特許庁に係属する。
Re: 主体・客体・時期・手続き(要件)・効果のまとめ方について (その2) – たぬき
2009/05/11 (Mon) 16:21:04
管理人さん
お忙しいところ、ご丁寧かつわかりやすい、ご回答ありがとうございました。よく理解できました。
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