未経験の新人
 新入所員人が入所する季節が近づいて来ました。
 他所は知らないのですが、
 私のいる事務所では未経験者が多いように感じています。
 給与の関係から、
 優秀な経験者はなかなか来てくれないという話を聞いたことがあります。
 応募は多いらしいですけどね。
 さて、それはさておき、
 気になっていることが一つ。
 新人教育です。
 一人前になるまでに3~5年と言われる業界ですが、
 OJTで出願権利化業務を教えるのが一般的なように感じています。
 本当は法律から教えるべきかもしれませんが、
 そこは自分でやってもらうというか、
 そもそも、弁理士志望の方が多いので、
 そこまでは教える必要がないということでしょうかね。
 これを大まかに分けると、
 主に出願から入って中間に移行する形と、
 主に中間から入って出願に移行する形とがあって、
 中間から入る場合は、教える側の負担が少ないので、
 比較的、手を付けやすいように思います。
 また、権利化の視点を身に付けてから出願業務に入るので、
 権利化を意識した明細書を書くには、良い方法だと(個人的に)思っています。
 一方、出願から入る場合は、教える側の負担は大きいのですが、
 体系的な知識を身に付けることができるので、
 基本的には、こちらの方が正式なルートのように思います。
 また、中間から入るよりも、出願から入った方が一人立ちは早いように思います(理由不明)。
 中間だと、他人の仕事の処理という感覚が抜けないので、
 成長に責任感とかが影響するんでしょうかね?
 皆さんはどちらのルートから勉強しましたか?
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