弁理士試験-虚偽の陳述の罪の重さ

虚偽の陳述の罪の重さ
虚偽の陳述の罪の重さ – 短答2年生
2015/02/16 (Mon) 21:08:55
ただいま特許法の罰則規定を勉強していますが、以下について教えて頂けないでしょうか。
虚偽の陳述に関する罰則では、下記2つがあると思います。
・199条
宣誓した証人・鑑定人が裁判所に対して虚偽の陳述をしたら3月以上10年以下の懲役に処す
・202条
宣誓した当事者が裁判所に対して虚偽の陳述をしたら10万円以下の過料に処す
懲役と過料を単純比較はできないのかもしれませんが、普通に考えたら懲役の方が重い罰ですよね?
なぜ当事者よりも証人の方が重い罪を受けるのでしょうか。
当事者の方が重い罪を背負ってもよさそうに感じてしまうのですが・・・(だって事件の主役ですから!)。
素朴な疑問ですみませんが、宜しくお願い致します。
Re: 虚偽の陳述の罪の重さ – ハッピーラング
2015/02/20 (Fri) 08:46:42
当事者が嘘をつくのはしょうがない。
証人が嘘をつく方が真相の解決を遠ざけるので罰を重くしておこうという趣旨です。
Re: 虚偽の陳述の罪の重さ – 管理人
2015/02/23 (Mon) 12:02:39
ハッピーラングさん
回答へのご協力ありがとうございます。
難しく言うと、真実のみを述べることに対する期待可能性を欠く被告人の虚偽供述よりも、証人の虚偽陳述の方が法益侵害の危険性が高いと考えられるからではないかと思います。
Re: 虚偽の陳述の罪の重さ – 短答2年生
2015/02/23 (Mon) 20:04:12
ご回答ありがとうございます。
ハッピーラング様、遅くなり申し訳ないです。
言われてみれば、確かにそんな気もしてきました。
当事者の発言は初めから嘘か本当か疑いの目で見られますが、証人の発言は真実であることを期待して見られるし、普通はうそをつく必要がないのにうそをついたらより悪人だと思えますね。
なんとなくしっくりきました。
ありがとうございました。
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