弁理士試験-答案構成と題意把握

答案構成と題意把握
答案構成と題意把握 – kaeru
2010/02/07 (Sun) 00:11:55
受験生または合格された方に質問させていただきます。
論文の問題を解く際,どのような手順で答案構成を行っているのでしょうか?私は答案構成と題意把握が不正確で遅いことに悩んでおります。
ちなみに私のやりかたは
0.日付がある場合はマルをつけ,早い順に表に記載
1.問題文の問われている事項からチェックリストを用意
2.問題文の出願,登録,公知(実施)に色分け
3.並行して問題文のキーとなりそうな言葉とチェックリストをリンクさせてながら色づけ
4.表に事実関係を記載
5.答案構成する
6.問題文と結論に矛盾がないか確認
7.書ききる!!
という流れです。特実だと一問あたり早くて15分,遅いと30分はかかります。
最近,問題文の読み間違いや図の作成(エクセル式)が手間取ることに悩んでおります。特に上記4と5の間でもう数回問題文を読み直してしまうクセがあり時間にロスがあります。なお,問題文の量は最近の本試験くらいをベースにやっております。
正確にしかも早く,答案構成と題意把握ができる手段を提案していただけたら幸いです。
Re: 答案構成と題意把握 – 管理人
2010/02/08 (Mon) 23:31:23
正確性を上げるためには、答案練習が一番だと思います。
構成練習の数をこなすことは、時間を有効に使ってたくさんの問題を解けるのでお勧めです。
ちなみに、私は階段式の構成を使用していました。
例えば、
・原則(ex.特29条の2)
 ・理由(ex.後願は新規発明の公表にあたらない)
・例外(ex.発明者同一・出願人同一)
 ・理由(ex.真の発明者の保護・後日出願の可能化)
・事例当てはめ(ex.甲の出願Aは発明者同一なので特29条の2不適用・乙の出願Bの公開時期によって場合分け)
 ・結論(ex.出願Bが先の場合拒絶・後の場合登録)
という風に、書く内容を1行でまとめて階段状にまとめていました。
なお、特実2問の内の1問の構成が15分ならば十分早いです。
30分はややかかり過ぎですが、それでも問題によってはその位かかってもおかしくありません。
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