口述試験のコツ
本ブログは独学の弁理士講座の別室です。
なお、本日の本室更新は「お休み」です。
今日は口述試験の対策についてのお話です。
もうすでにラストスパートの時期に入っていますので、
詳しい勉強法ではなく、コツについてお話します。
なお、具体的な勉強法については、
「口述試験勉強法」や
「弁理士試験の口述試験」
「口述について」、をご覧下さい。
さて、コツというのとは違うのかもしれませんが、
どのようにヒントをもらうのか?
が、口述試験では重要になります。
例えば、回答が浮かばない問題があったとしても、
ヒントをもらえれば回答できるかもしれません。
分からないことであきらめるのではなく、
ヒントをもらうためのコミュニケーション力というのも、
重要なポイントになります。
具定例を挙げて説明すると、
私が合格した時の商標法の問題に、
「商標を包装紙に使用する具体例は?」
という問題がありました。
この正解はおそらく、
①指定商品「包装紙」に商標を付す行為と、
②商品を包む包装紙に、商品の商標を付す行為と、
③小売等に係る便益の提供の際に使用される包装紙に、
商標を伏す行為の、3つだと思われます。
コレに対して、①と②については即答したのですが、
「他にありませんか?」
という試験官の質問に対して、
③は浮かびませんでした。
その時私の出した答えが
「ラッピング業者が包装に利用する包装紙に商標を付す行為」
でした(実際にラッピング業があるということは、後日知りました)。
これには、試験官も苦笑していたのですが、
「最近法改正された内容で何かありませんか?」
というヒントを引き出すことができました。
コレでようやく③が分かったので、
改めて、回答をし、合格に到達したのです。
このように、ヒントをもらうということはとても大事です。
分からないからと沈黙するのではなく、
ヒントをもらうために何か回答するということを、
忘れないようにして下さい。
もちろん、回答できることが一番なのは間違いないです。
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