試験を乗り切るために

試験を乗り切るために
さて、そろそろ短答式筆記試験が近づいてきましたが、受験生の皆様は厳しい勉強漬けの毎日をお過ごしのことでしょう。
特に、弁理士試験は仕事をしながら勉強している方が多いので、ただでさえ短い勉強時間を仕事で疲れた状態で乗り切るのは、なかなか大変なことだと思います。
そこで、少しでも参考になればと思い私の受験生時代を少し振り返ってみようと思います。
まず、一番大切なのは、勉強の予定を立てることです。
試験日までに勉強すべき範囲を決めて、逆算して各日に行う範囲の予定を立てて実行します。
そして、各日毎に確実に範囲を終えることが肝心です。
ただし、集中できないのなら意味はありませんので、その点にも注意して下さい。
とはいえ、集中力が持たない日もあるでしょう。
そういったときに、私は一日に行う範囲を分割して所定範囲毎に息抜き時間を設けていました。
何を息抜きとするのかは、各人の自由ですが、オタクの方ならアニメを見るとかでもいいでしょう。
また、勉強においては、各条文や判例がどの様な趣旨で設けられているのかを考えながらすることが効率的です。
各条文の趣旨は、青本に掲載されていますし、記載されていない場合は、各法の1条「目的」(特許法なら発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もつて産業の発達に寄与すること)が趣旨になります。
若しくは、特許庁の便宜(迅速な審査とか)が目的になります。
なぜこれが大事かというと、法律はいわばルールなので、ルールが設けられた理由が分かれば理由に沿うか否かによって当否を判断することもできるからです。


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