重大ニュース-Winny開発者の無罪確定

Winny開発者の無罪確定
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「ファイル共有ソフトの「ウィニー」開発者、無罪確定へ」(日経電子版)
「ウィニー開発者の無罪確定へ 最高裁、検察の上告棄却」」(asahi.com)
「Winny開発者の無罪確定へ 検察側の上告棄却」(ITmedia News)
ファイル共有ソフト「ウィニー」を開発者が、
著作権法違反ほう助罪に問われた事件で、
最高裁は検察側上告を棄却する決定をしたそうです。
これにより、無罪が確定します。
違法コピーを助長しうるソフトを開発したことが、
ほう助罪に当たるかどうかが最大の争点でした。
判決文によると、
最高裁は、
「ソフトの提供者において,当該ソフトを利用して現に行われようとしている具体的な著作権侵害を認識,認容しながら,その公開,提供を行い,実際に当該著作権侵害が行われた場合や,当該ソフトの性質,その客観的利用状況,提供方法などに照らし,同ソフトを入手する者のうち例外的とはいえない範囲の者が同ソフトを著作権侵害に利用する蓋然性が高いと認められる場合で,提供者もそのことを認識,認容しながら同ソフトの公開,提供を行い,実際にそれを用いて著作権侵害(正犯行為)が行われたときに限り,当該ソフトの公開,提供行為がそれらの著作権侵害の幇助行為に当たる」
と指摘しました。
具体的な侵害行為が見込まれることや、ソフトを入手する人の多くが侵害行為をする蓋然性が高いことを開発者が認識、認容しており、それを使った著作権侵害が実際にあった場合に限って、ほう助罪が成立するとの判断基準を示した。
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