国費開発の先端技術をサムスンに先行供与
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・三星電子、日本の次世代LCD核心技術特許を契約(中央日報)
・日本JST、国費開発の半導体特許技術を三星電子とライセンス契約(東亜日報)
・国産の新型半導体技術、サムスンに先行供与 科学機構(日経電子版)
・東工大、TFTに関する特許のライセンス契約をSamsungと締結(マイコミジャーナル)
日本文部科学省傘下の科学技術振興機構(JST)が、
補助金で開発した新型半導体の特許技術を、
サムスン電子に、販売するというニュースが出回っている。
まず、正確には非独占的通常実施権の契約らしいので、
日本国内メーカーにも利用の機会は確保されている。
国の研究費で開発した先端技術を海外企業に先行して供与するわけだから、
国策との兼ね合いもあるけれど、
大学にも開発費を回収する必要があるわけで致し方ないのかもしれない。
大学側としても、日本企業を優先させたかったのだろうが、
日本企業は大学発の基本特許のライセンス契約に渋いと言われているだけに、
なかなか厳しいのだろう・・・と事情を想像してみる。
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コメント
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JSTにも問い合わせが多数あったようで、公式回答していますね。
http://www.jst.go.jp/goiken/2011/110721.html
どうやら企業の保有する特許も含めてパッケージでサムスンにライセンスしたようです。
↓こんなまとめもあります
公的研究費で開発した技術の扱い
http://togetter.com/li/164486
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情報提供ありがとうございます。
正直、JSTにはいい迷惑だったかもしれませんね。