被災地とガレキ処理
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4/28-30に岩手県を訪問しました。
そこで、感じたことを報告させて頂きます。
ちなみに、上は処理場の写真です。
まず、ガレキ処理について。
いたるところにガレキの山が築かれていました。
正直、被災地の処理能力をはるかに超えていると感じました。
理由は、『平地の少なさ』です。
ガレキの広域処理反対者はこう言います。
『阪神大震災の時は被災地で処理できた。』
しかし、これは理由になっていません。
東北の被災地には、処理場もガレキ仮置き場も、設ける平地が少ないのです。
疑うなら、被災地を訪れてみて下さい。
起伏の大きい山地の谷間にわずかに平地があるに過ぎません。
※ちなみに、1999年の宅地面積のデータを挙げます。
・1999年 宅地面積の順位
なお、内陸部をも含むデータということをご理解下さい。
だから、『被災地で処理できる』なんていう、
虚言を流布するのは止めて下さい。
流布するなら、『被災地では処理できないけど受け入れ反対』と、
正直に言うべきです。
反対派の理屈を挙げておきます。
そして、最後に被災地の1年前と変わらぬ景色を挙げます。
現地から目を逸らして理想論を言わずに、
被災地を直視して、その上で偽りのない意見を述べて欲しいものです。
この記事が、少しでも被災地のお役に立てることを願って止みません。
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コメント
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GWに、タイトル通りドクガクさんより少し南のエリアに行ってきました。なかでも、南三陸町や陸前高田市の景色はあまりにも現実離れしていて、絶句するしかありませんでした。
ところで、がれき というと、震災直後のニュース映像で出てきた 何でもかんでも押し流されて渾然一体化したモノをイメージしていたのですが、現地では 分別処理したガレキの山があちこちに出来ていました。タイヤ、木材、コンクリート、鉄くず、漁網 などです。 人の生活の痕跡を剥ぎ取って、本当の「がれき」にする、物理的にも、メンタル的にも大変な作業だと思いました。
これらの山々の付近には、小型重機が多く、まだまだ作業は継続中のようです。
広域処理受け入れのニュースで、「可燃ごみ」などの表現があり、?? と思っていたのですが、被災地でこんなにしっかり分別処理した上での最終処理の委託だったんですね。 現地に行ってみて、初めて認識しました。
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コメントありがとうございます。
> GWに、タイトル通りドクガクさんより少し南のエリアに行ってきました。なかでも、南三陸町や陸前高田市の景色はあまりにも現実離れしていて、絶句するしかありませんでした。
私は大槌・山田の現場を見たのですが、
最初はショックで絶句してしまいました。
平野部(旧市街地)の惨状は未だ変わっていないようです。
ガレキが残ったままでは、
復興も進まないように思います。
何か、協力できることがあればよいのですが・・・。