本日、本室の更新はお休みです。
今日も映画の話
前回の続きで邦画のホラー「叫」。
男性刑事が赤服の女の殺人事件を担当する。
被害者は、埋立地で海水を使って溺死させられていた。
なぜか現場からは、刑事が犯人であることを示す証拠が発見される。
果たして、女を殺害したのは刑事なのか?
そんな中、刑事は赤服の女の霊につきまとわれるようになる。
彼女はなぜ刑事の前に現れるのか・・・?
「シックスセンス」プラス「リング」
2つをあわせたようなストーリーです。
以上が話の大筋。
以下、ネタバレ
女の後は、同様の手口で男子高校生、貿易会社社長と、
連続して殺人事件が発生する。
しかし、それぞれの犯人は高校生の父親、社長の愛人と、
刑事ではない。
その上、赤服の女の犯人として交際相手が逮捕される。
やはり、刑事は犯人ではなかった。
では、この赤服の女は一体?
その時、刑事は思い出す。
15年前、旧精神病院の廃ビルの中で見た女だ!!
刑事は廃ビルを訪れる。
そこで、見つけた人間の骨・・・。
結局、赤服の女は精神病院で死んだ女性で、
自分を見つけてくれない人間に取り憑いては、
次々に、海水を使って殺人をさせていたという。
そして、刑事だけは許してくれるというのだが・・・?
最後に、許されたはずの刑事に最大の不幸が訪れる。
以上、ネタバレ
ところで、洋画との比較。
まず、幽霊の出現シーン。
洋画は突然出てくる。
いうなれば、友達の背後からワッとやって驚かすのに似ている。
確かに驚くけどそれだけ。
一方、邦画はジワーッと出て来る。
ふと気が付くと、部屋の隅の暗がりに誰かがいる!?
そういう背筋が凍るような恐ろしさ。
後はストーリー。
洋画は分かりやすい。
主人公=正義
敵(犯人や幽霊)=悪又はその手下
完全に正義と悪
邦画は分かりにくい。
強いて言えば、
主人公=被害者
敵=人知を超越した何か
主人公が正義とかそういう善悪の区別がない。
こういう日本人の恐怖の感性は、
洋画では真似できないと思う。
言わば、最強のノウハウだろう。
文化とか感性も立派な知的財産ですね。
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