複数の特許が延長対象に-CAFCがUSPTOの運用等を否定-
・USPTO、特許期間調整の計算方法変更に係る暫定措置を発表(JETRO)
USPTOが、特許期間調整(Patent TermAdjustment:PTA)に関し、
米国連邦巡回控訴裁判所(CAFC)の判決に基づいて、
調整期間の再計算請求のための暫定措置を発表したそうだ。
※PTAとは、特許庁の審査手続きの遅延等により特許の発行が遅れた場合に、
その遅延した日数分を権利存続期間として調整(延長)する制度。
USPTOの法解釈及び運用が正面から否定されたため、
同判決は珍しいケースであるという。
なお、新解釈に基づき再計算した場合、
追加的期間を得る可能性のある特許が多いという話である。
無効調査や自社特許管理に影響を与える可能性があるので、
注意が必要だ。
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なお、本日の本室更新は「商標法37条1-4号」です。
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