打合せのまとめ

今日は打合せの話の続きで、「変形例と応用例」についてです。
なお、本日の本室の更新は「改正特許法34条の5」です。
前回は、発明の変形例と応用例の有無を確認することをお話しました。
変形例と応用例を確認したら、発明者から聞くことは以上です。
その後、同席した技術担当者の方がいれば、その方に、「他に何かありますか?」と聞き、特になければ打合せはほぼ終了です。
最後に、打合せ内容のまとめとして、最終確認をします。
具体的には、メインクレーム案の提示、明細書に記載する実施例(変形例)の確認、ページ数及び図面数の目安の確認です。
ここで、注意したいのは、メインクレーム案を発明者にも見てもらい、その意見を伺うことです。
最終的段階で発明者が反対したために、明細書を書き直させられることがありますので、その用心のためです。
ここで、メインクレーム案を立てられなければ省くこともできますが、レアケースだと思います。
また、スケジュールの説明と段取り(発明者確認が必要が否かなど)についても確認します。
併せて、優先権や共同出願人の有無、発明者・出願人住所についても確認しておきましょう。
なお、大体は打合せから1月で草稿を納品します。
以上で、打合せについての話は終了です。
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