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職務発明

発明者へのインセンティブについて

発明に至る動機と報奨金 職務発明制度策定に際して最重要の一つともなる検討事項について、報奨金の種類と金額とがあります。ただし、報奨金の種類について、出願報奨金と登録報奨金とは、基本的には支払われる傾向が強いため、実績報奨金(その他、ライセン...
職務発明

職務発明等取扱規程例-はじめに

制度趣旨 先に説明した通り、職務発明制度とは、使用者等の業務範囲に属する発明であって、従業者が発明した行為がその従業者の現在又は過去の職務に属する発明(職務発明)に関する制度です。本制度は、研究開発投資を行う使用者と、発明をした従業者との利...
職務発明

職務発明制度運用フロー(一例)

中小企業向けで初めて一人の担当者だけで職務発明制度を導入する場合の運用フロー例です。発明部門での発明届出書の作成が停滞しますので、実際には担当者が一部を作成する方がよいです(ただし、発明者が担当者を兼任している場合は除く)。また、このフロー...
職務発明

職務発明制度の導入スケジュール(一例)

中小企業向けで初めて一人の担当者だけで職務発明制度を導入する場合のスケジュール例です。短期導入を予定する会社が多いようですので、半年での導入の例ですが、承認段階で予想以上に時間がかかりますので、実際には1年位を見た方がよいです(ただし、社長...
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弁理士試験-実案登録に基づく特願の変更禁止理由

無題 - apple 2019/11/27 (Wed) 10:37:42初学者です。「実用新案登録出願から変更された特許出願を実用新案登録出願に変更できる場合はあるが、実用新案登録に基づく特許出願を実用新案登録に変更できる場合はない。」 と...
職務発明

職務発明制度の概要(一例)

Step 1 発明届出 職務発明制度のスタートは、発明届出から始まります。そのために、予め発明届出書の様式を作成しておき、発明者又は知財担当者が発明届出書に必要事項を記載します。そして、作成した発明届出書を発明部門の上長に提出します。その後...
職務発明

職務発明制度導入によるメリット

業務発明の届出を義務化 業務発明(会社の業務には属するが従業員の職務に基づいて創作された発明ではない発明)の届出を義務化することによって、従業員が職務発明であると認識しない結果として、発明届出がなされないという事故を防ぐことができます。また...
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弁理士試験-不法な変更出願の取り扱い

意匠の出願変更 - 初心の者2019/11/15 (Fri) 17:54:35意匠の出願変更(意13条)で、変更要件を満たさない場合(適法な変更とは認められない場合)は、その後、この手続きはどのような扱われるのでしょうか?ご教示のほど、宜し...
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USPTO審査官のポイント制の改正

従来のポイント制 よく知られていることですが、米国特許庁(USPTO)の審査官はポイント制で評価されています。簡単に言えば、拒絶理由通知(オフィスアクション)を発行するとクレジットが付与されて、これが審査官の評価につながります。そして、従来...
職務発明

職務発明とは何か?

職務発明とは何か? 職務発明とは、「会社の業務範囲に属する発明であり、かつ、発明者の現在又は過去の職務に属する範囲で発明された発明」です。端的には、開発投資などの創作に対するリスクを使用者(会社)が負担することにって、発明者である従業員が創...