プロダクトバイプロセスクレーム訴訟終結 結論出ず
・協和発酵キリン、テバ子会社との特許訴訟終結(日経電子版)
・プラバスタチン訴訟の終了について(協和発酵キリン)
協和発酵キリン VS テバ のプロダクトバイプロセスクレームに関する訴訟ですが、
知財高裁に差し戻されたまま、判決が出ずに2015 年12月16 日い訴訟終結したようです。
知財高裁の判断が知りたかっただけに、非常に残念です。
ただ、協和発酵キリン側は、知財高裁において、PBP クレームの無効を主張していたところ、
テバ社は、不可能・非実際的事情の立証を断念したようですので、
※「テバ子会社対協和発酵キリン特許訴訟、テバ社請求放棄で終結」
知財高裁では、相当に高い程度の証明が要求されたのではないかと推測します。
だとすると、現状の特許庁の審査姿勢(審査官が合理的な疑問を提示できなければ特許)というザル審査では、
依然として、無効理由を包含したまま権利化されてしまう恐れが高いものと考えます。
いや~いつになったら収束するんでしょうね。
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