ニュース-問題及び論点公表

問題及び論点公表の話
なお、本日の本室更新は「H21短答試験問い22」です。
平成21年度弁理士試験論文式筆記試験(必須科目)問題及び論点(特許庁HP)
受験生の方は、
論文試験お疲れ様でした。
選択受験の方は、
あと少し、頑張って下さい。
ドクガクです。
さて、論文試験の問題及び論点が公表されました。
特許だけ見ましたが、
・・・簡単な気がします。
よく言えばひねりの無いストレートな問題。
ただし、問い1は、実務者に有利すぎる気がします。
未経験者には、難しかったかもしれない。
「権利行使を念頭に置いた権利取得の手続」って、
弁理士試験の出題範囲を少し超えていないか?
あと、問い1(3)の
「補正をした結果、特許請求の範囲の記載は上記請求項1及び2のとおりとなった。」は、
問題文中の請求項1及び2に変化無しという意味なのだろうが、
私には分かりにくかった。
補正をしても、請求項の内容が変わらないなら、
「特許請求の範囲には補正をしなかった」
と書くべきだと思う。
ところで、「補償金請求のための再警告」が論点に上がっていなかったが、
不要なのだろうか?
それとも、補正の前後を通して、侵害するからOKということか?
問題文には、
「特許権を取得して、乙によるデジタルカメラP’の製造、販売の停止を求められるようにする」
としか書いてはいないが・・・。
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