パテント・トロールは合法?の話
なお、本日の本室更新は「H21短答試験問い31」です。
・パテント・トロール(朝鮮日報)
お隣の韓国でも、
パテント・トロールは、問題になっているようですね。
さて、パテント・トロールは、ご存知の通り、
「自ら発明を実施せず、
自ら発明をせず、
他者に特許訴訟を提起して、
賠償金又は和解金を得ることを目的とする者」です。
(いろいろな定義があるようですが、
私はこのように考えています。)
このパテント・トロールに対して、
「合法なのに、何が悪い!」
という意見もあるようですが、
そもそも、産業の発達を目的とする日本特許法において、
産業の発達を阻害するような特許権の行使は、
権利の濫用とも言える行為だと思います。
もちろん、正当な権利行使だということは理解しています。
しかし、世の流れが、
パテント・トロールの権利行使を制限する方向に動いているのは、
(例えば、差止の制限や、賠償額の低下など)
権利行使の仕方に問題があるからではないでしょうか?
皆さんは、どう思いますか?
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