本日、本室の更新は「意匠法60条」です。
興味を持たれた方は、ご訪問下さい。
今日もニュースだけです。
まずはコレを読んで欲しい。
・お分かり頂けただろうか?
昨日「銃弾を避けるボディアーマーをIBMが特許出願」
という記事を書いたのだが、
これが誤報だった。 orz
正確には、「銃弾を避ける方法をIBMが特許取得」だ。
公報番号(US7,484,451)を確認すれば簡単に分かったことなのだが、
特許出願と特許取得じゃ大違い。
恥ずかしい・・・。
さらに、espasを使ってクレームを読んでみると・・・。
「ボディアーマーの特許じゃない!?」
(MMR風に)何だってぇぇっっ!?
恥の上塗り・・・。
ところで、Gizmodo JAPANの記事には、
「わずか1年以内で認可された注目技術のようでもあり、単に特許上の理論だけで終わらせることなく、かなり真剣に早期の実用化を目指すべく、着々と開発テストが繰り返されている可能性も高いようですね。」(引用ママ)
とあるが、
対応外国出願も無いので、
個人的には、単に取っただけだと思う。
以下、自省のために、大嫌いなクレーム翻訳をしてみた。
興味があれば、読んで欲しい。
なお、誤訳は仕様です。
「Claim 1.
A method of protecting a target from a projectile propelled from a firearm comprising:
detecting an approaching projectile propelled from a firearm, wherein the projectile is detected by emitting an electromagnetic wave from a projectile detector and receiving the electromagnetic wave after the electromagnetic wave has been reflected back toward the projectile detector by the projectile;
continuously monitoring the projectile and transmitting an actual position of the projectile to a controller;
computing an estimated projectile trajectory based upon the actual position of the projectile; determining an actual position of a target with a plurality of position sensors and a plurality of attitude sensors;
determining whether the estimated projectile trajectory coincides with the actual position of the target; and
triggering a plurality of muscle stimulators y coupled to the controller and to the target when the estimated projectile trajectory coincides with the actual position of the target, wherein the muscle stimulators stimulate the target to move in a predefined manner, and wherein the target moves by an amount sufficient to avoid any contact with the approaching projectile.
【請求項1】
銃器から発射された発射体からターゲットを守る方法であって、
銃器から発射された発射体の接近を検知し、
前記発射体は、発射体探知機から電磁波を出すと共に、該電磁波が前記発射体によって該発射体探知機に向かって反射された後の該電磁波を受けることにより検知され、
前記発射体を連続的に監視すると共に、前記発射体の現在位置をコントローラーへ送信し、
前記発射体の現在位置に基づいて、前記発射体の推測される弾道を計算し、
複数の位置センサー及び複数の姿勢センサーによりターゲットの現在位置を判定し、
前記発射体の推測される弾道が前記ターゲットの現在位置と一致するか否かを判定し、
前記発射体の推測される弾道が前記ターゲットの現在位置と一致する時は、前記コントローラー及び前記ターゲットに接続された操作可能な複数の筋刺激装置を始動させ、
前記筋刺激装置は、所定の方法で動かすために前記ターゲットを刺激し、
前記ターゲットが、前記接近する発射体とのあらゆる接触を避けるのに十分な量まで動くことを特徴とする方法。」
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