中原中也の商標登録が拒絶
・「中原中也」商標登録ダメ 特許庁(IZA)
山口市が出願した「中原中也」商標に、
拒絶理由が通知されたようだ。
理由は、
「山口市の独占使用は、全国各地の観光振興などの公益的な施策を阻害する恐れがある」など。
山口市は放置する予定らしい。
なお、他県のケースだが、
「吉田松陰」「高杉晋作」「桂小五郎」の商標が異議取消となったようで、
著名な故人の名称は商標登録されないといのが、
通常になったと言える。
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なお、本日の本室更新は「商標法32条の2」です。
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コメント
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商標取り消しについては私の方から何の意見もありませんが、吉田松陰のことは嫌いです。なぜかというと、一人称の「僕」や二人称の「君(きみ)」、名前につける敬称の「君」といった、男性に特化された呼称は、松下村塾の子弟によって広まり、性差の激しい今日の日本語を作った元凶となったからです。
「僕」について:未成年の男子が「僕」を使うのは問題ないですが、成人男性は目下の人や親しい人と話すときを除いて「わたし」を使うべきだと考えられますが(辞書どおりに解釈した場合)、実際には目上の人に対して使うことも多く、テレビの中でも「僕」が氾濫しています。「僕」は「しもべ」が原義なので、へりくだった意味合いがあるからでしょうか。じゃあ男性は女性以上に謙譲の美徳が要求されるのか、そんなの不公平だ!って言いたくなります。
「君(くん)」について:「さん」は年長者も含めて一般的に使われますが、「君」は同輩か目下の人に限られ、使用範囲も限定的です。それを男子に君付け、女子にさん付けで区別するのはどうも納得いきません。漫画やドラマなどの作品では職場などで目下の女性を君付けすることはありますが、実社会では学校から引きずって男性の君付けはよくありますが、女性の君付けはほとんど聞かれません。実社会でも漫画やドラマみたいに女性社員を君付けで呼んでいればいいと私は思うんですが。